いつも3月の企画をするときに悩みは、1286席の大ホールを使ってのパフォーマンス、ってどんなことが出来るんだろう、です。クラシック音楽、それも合唱やオケに偏っている、という指摘も頂くことがあり、では、オペラ、演劇、映画、講演会、朗読、パントマイム・・・。それぞれにわたしの知り合いのプロはいるので、話を持ちかけたりします。でも、それぞれ課題があり、クリアしにくい、と言われます。では、漫談の有名人ひとりで会場を埋めることも不可能ではないにせよ、ギャラ問題と、なにより普通の興行の延長で、「3・11を忘れない」主旨は取ってつけ。市民参加ともなりません。で、多分、規模の点で、まだ出来ない企画のひとつ、をここでは紹介しましょう。若者参加のロック、ポップスです。
2013年春に福島へご一緒頂いた「歌手」。若い、澄んだ歌声に思わず、仮設住宅集会所のジジ、ババも涙しました。そして、彼女は、こんな「忘れない」歌などを作って、ドイツやハンガリーなど東欧へもライブをし、ファンも動画などで全世界へ拡散。今年も日程次第ですが、仮設で歌って頂けそう。
[Haruka New Song] The Sound More Silent Than Silence [Gloria In Excelsis Deo]/『静寂よりも静かな音』遼花 Haruka
あの日から5年…『Anthems』収録のこの楽曲は、2013年に気仙沼を訪れた時に書いた曲です。被災地にたくさんの光が届きますように!5 years since that day...This is a song I wrote in memory of the March 11 earthquake victims. I'm sending lots of love & light to them and North Japan!
悩み、は尽きませんが、今年の反省のひとつは、「企画を早く決められなかった」。なので、2017年3月第5回企画を一気に具体化し始めたのですが、実は、2018年3月第6回企画も、大がかりな根回しを開始しました。ちなみに3月11日は日曜です。
今日は、そのやりとりで、ぼんやりとですが、輪郭が描けてきました。もちろん、まだ公にはできませんが、これも、誰もやったことのない「凄い」企画ですので、ご期待下さい。