今日は月命日。まず、犠牲者の方々へ黙祷。
長い仮設生活から、「待望」の「災害公営住宅」へ移り住んで、また「耐乏」を強いられ、孤独死された方々がすでに19人。
昨年、避難解除された楢葉町で、帰還した方はまだ1割以下。特に若者はほぼ皆無。それなのに、7月には南相馬市の一部を除く避難解除が決まり、さらに富岡町や飯館村なども解除を急ぐ国。
そして、来年3月での福島県からの住宅補助打ち切り。3・11は過去の出来事ではなく、現在進行形。
「生きる」ということの大変さ、がまずまず切実になってきています。2012年春、福島の仮設住宅でのイベントに同行した女性が朗読してくれた谷川俊太郎さんの詩「生きる」が改めて想い起こされました。
さて、来年3月「和光3・11」で3月12日(日)のイベントで出演頂く予定の谷川賢作さんは、NHKテレビ「その時歴史は動いた」テーマソングを作られました。まさに「3・11」で歴史は一変しました。
来年3月11日(土)コンサートで、決まっていないのが、第2部のベートーヴェン第9第4楽章以外の30分程度のオーケストラ伴奏の合唱曲。
そこで、本日、2年連続で合唱指導頂き、本年には、モーツアルト「レクイエム」のテノールソロも歌って頂いた佐藤圭さんと喫茶店で1時間打ち合わせ。色々な曲名がでましたが、絞り切れず、改めて、複数案を提案頂くことになりました。
ちなみに、ピアノ伴奏の合唱曲は山ほどありますが、オケ伴奏の合唱曲となると、限られます。これが決まらないと、指揮者も決まりません。ご覧の皆様、アイディアがあれば、どうぞ!