約1カ月前、昨年の「和光3・11」の立役者のお一人で、石巻合唱連盟有志を率いて上京頂いた山田正明先生の葬儀がありました。その1週間前、石巻の小学校での演奏会に参加して葬儀を知ったのですが、残念ながら参列できませんでした。遅ればせながら、FB掲載されていたのを発見しましたので、ここにシェアし、謹んでご冥福をお祈りいたします。
実は、2,018年3月、つまり再来年になりますが、「和光3・11」で、再び石巻市民交響楽団と石巻合唱連盟有志をお呼びし、昨年は第4楽章だけだった「カンタータ大いなる・・」を首都圏の参加者と共に全曲演奏して頂く計画が進行中です。
目的は、もちろん、これまでの目的に加え、2つ付加されます。
第1に山田先生への追悼、です。
第2に2018年建設着工、2020年一部運用開始予定の石巻総合文化施設(大ホール、小ホール、その他)の建設費用募金、です。現在は、かつての市民ホールもなく、コンサート会場が限られ、夏暑く、冬寒く、音響も悪い公民館や体育館、学校施設などでの演奏を余儀なくされています。
さて、山田正明先生に、最初にお目にかかったのは、2,012年3月、石巻専修大学体育館で行われた「犠牲者追悼特別演奏会」の2月練習会場ででした。以来、翌年6月復興祈念事業「カンタータ大いなる故郷石巻」コンサートほか何度も石巻のコンサートでご一緒させて頂き、そして、一度入院、手術され、弱った身体にもかかわらず、長旅で和光市までチャーターバスで往復頂きました。
この数年で、合唱団だけでなく、県立石巻高校の吹奏楽指導が「音楽活動の原点」という教え子たちにあちこちでお会いしました。また、10年ごとの市制記念行事の「カンタータ大いなる・・」の各地区の合唱団有志をまとめ、指導されてこられ、いつも現場におられました。
独特の風貌、優しい眼光と笑顔が想い出されます。
改めて合掌。