来年3月12日(日)出演の谷川賢作さんがピアノ演奏、伴奏で参加される「被爆ピアノコンサート」へ「和光3・11」実行委員やオブザーバーら4人で行ってきました。
内容は、齋藤の個人FBで紹介しておりますので、ここでは省略。来年へのヒント満載でした。
私個人の感想。
①2時間を飽きさせず、テーマをきっちり観客に表現することの重要性。起承転結、ストーリー性。
②数の迫力。逆に少人数だと、「アラ」も目立つ。とくに高校生の声量と表現力は凄い。「和光3・11」で、これまで最も観客の高い評価を頂くひとつが、「慶應志木高ワグネル」男声合唱団、約40人の迫力。
③クラシック音楽以外の音楽表現の多様さ。三味線とピアノの掛け合い、はジャズ。ヴァイオリンは、時に激しく現代音楽。時に癒される映画サウンド。そして、児童や高校生らの合唱のピュアな響き。
④谷川俊太郎さんの合唱曲の幅の広さ。全員のエンディング「愛」は観客に言葉の有効性と無効性を訴え、そして平和に共に生存することが愛、と結ぶ。
⑤谷川賢作さんの変幻自在な演奏。冒頭、被爆ピアノの響きを指一本で表現。時に指揮代わりの掛け声も。
e.t.c
演奏終了後、「和光3・11」実行委員とオブザーバー4人で会食。改めて、谷川賢作さんとの打ち合わせの必要性、「新たな企画創造への挑戦」への期待、が膨らんで、さあ、帰ろうと会計も済ませたとたん、なんと、谷川さんらスタッフが店に入ってきました。そこで、暫く歓談。早速、多忙な谷川さんの日程に合わせた「企画会議」を了承頂きました。色々な意味で「意味ある」コンサートでした。