既に10日間が過ぎましたが、未だ、あの感動とお礼のメールや葉書が来ています。 * * * * * * * *
「3・11を忘れないコンサート」以来ですが、齋藤さん、残務で忙殺ですか?あるいは燃え尽き症候群でしょうか?
とにかくも連日の大掛かりな企画で、驚きました。
お付き合いで、チケットを購入し、第1部を聞いたら帰ると言っていた友人が2部のオケとコーラスの最後まで聞き、しかも、第九の演奏が終わるや、私の左横でいきなりスタンディングオベーション!興奮さめやらずという状態にびっくりでした。しかも右横の席はアメリカ帰りの☓☓さんで、彼も終わるやいなやスタンディング。
私の両隣のお二人は、申し合わせたものではなくて、どちらが早かったか、真ん中に坐る私にも判定がむずかしいほど、ほとばしるような感動で立ち上がったのでした。
合唱団の最後列で歌っていたアルトの〇〇さんにも、これは見えていたようで、最後の最後まで、立って拍手を送ってくださって、本当に嬉しかったと、あとでメールをいただきました。
齋藤さんのもとには、その他どれほど多くの反響が届いているかと、想像しています。
* * * * * * * *
一方、3・11を巡る各種報道を見るにつけ、まだまだ寒い仮設住宅や慣れない避難地で生活を余儀なくされている20万もの人たちの苦しみは、減少するどころか、増加しているようにも思えます。特に「災害復興住宅」と言う名の新たな「収容所」住まいで孤立し、孤独死する方、高線量の故郷の家が朽ちてゆくのをお彼岸の墓参りで確認して絶望にひしがれる人々・・。
まずは、今回の募金を活用し、和光市近隣に避難している方々の「和光3・11つながりカフェ」を、5月か6月には開催したいと思います。
そして、2017年、2018年の「和光3・11」企画も概略作りました。今回参加した参加者には、「演奏するため」と。また観客にも「付き合いで」と。ご本人たちは支援活動に加わった、という自覚はないのかもしれません。事実、そのような方もいらっしゃいました。でも、それでも良いのです。まず、「一歩」踏み出し、参加すること、で、「自動的に」エールが発信されているのです。近日中に2017年第5回、2018年第6回の企画内容や参加要項もお知らせします。ぜひ、またご参加をお待ちします。
3月12日のチェロ・コンサートの記事と写真がアップされました。NPO国際チェロアンサンブル協会のメンバーでもある当事務局長の齋藤大介の報告も掲載されてます。是非ご覧ください・
http://1000cello.vc/wako2016.html
チェロ・コンサートのCDが出来ました。但し、非売品。著作権の問題があるからです。ホールの響きが良いのもあって、仙台での演奏より、中身が詰まって聞こえます。田久保先生の打ち上げでの「今回は少数精鋭の結果」でしょうか。
ホームページに、イベント当日の写真を掲載しました。是非ご覧頂きたいです。
おかげ様で、無事イベントを終了することが出来ました。また、多くの来場者、観客、参加者の方々からは暖かい励ましと評価も頂き、大変嬉しく思います。今回の目的のひとつである多くの参加者と多くの来場者・観客動員、そして多くの募金獲得、は、100%ではありませんが、なんとか達成できました。写真展、コンサートでの来場者・参加者は、2000人近くとなり、また現金の募金と、チケット上乗せ募金で、70万前後になった見込みです。また、すでに来年3月11日(土)のコンサートはじめ、写真展などの企画を検討、さらに2018年3月11日(日)の企画も同時進行させます。今度はもっとシンプルな企画にするつもりです。また、和光でお会いしましょう。
本日、最終日。昨日のチェロ・コンサートは観客の皆さんから絶賛を頂きました。そして、今日の合唱団共演コンサート、そして大コンサートは、感動、感激を請け負います。間違いありません。とても、1500円では聴けない、思えない!と言う方は、どうぞ、会場の物産展でのお買い物やカフェ注文、そして「さくら募金」をして頂ければ、幸いです。
中)市民 続けるから意義ある 埼玉
今、できることを 震災5年2016.3.10 07:05更新
■「ボランティア」「合唱」「元気市」
◆現実知るために
「本当に祈りをささげたい人たちは、報道取材を避けて、深夜にここを訪れているんです」
昨年7 月、東日本大震災の津波で骨組みだけが残った宮城県南三陸町の防災対策庁舎を見学した安藤碧(みどり)さん(18)は、現地の人からそう教えられた。「中 にはもう震災を思い返したくない人もいて…。悲しみの深刻さを感じました」。来なければ分からなかった被災地の現実があった。
「高校生に も何かできることはないか」。県立川越総合高校の生徒らは平成23年の夏休みにそう考え、10月から被災地での浜辺の清掃や農地の復旧作業に励んできた。 申し込みは毎回定員を倍上回り、計9回、延べ360人が参加。県教委によると、5年後の今も年間70人規模で支援に取り組む高校は珍しいという。
「思っていたより、ずっと復興は進んでいなかった」と、2年時に参加した岡部彩人さん(18)。3年間参加した田中伶奈さん(18)と安藤さんは、昨年の文化祭で宮城県気仙沼市の特産品の販売を提案し、3万円余りを同市へ寄付した。
3人は今春、それぞれの道へ進む。田中さんは「現地で何ができるかより、行くことに意味があった」と、後輩の背中を押す。
◆歌に願い
「震災で受けた不安や恐怖を表現して!」。和光市の中央公民館で2月下旬、モーツァルトの「レクイエム(鎮魂歌)」を練習する市民合唱団の姿があった。講師の指導に、団員らは感情を歌にぶつけた。
同市では震災後、市内や隣接する都営住宅に多くの避難者が身を寄せた。市民文化センターは震災の影響で約8カ月間閉鎖。2年後の25年3月9~11日、避 難者へエールを送ろうと、団員や市民オーケストラなどが中心となって同センターで復興へのチャリティーコンサートが開催された。今年も8~13日、チェロ や合唱団のコンサート、被災地写真展などが行われる。
「震災を忘れないことは自分たちにとっても防災につながる」と実行委員長の江頭康仲さん(66)。復興への希望を込め、ロシアからの独立に立ち上がるフィンランド国民を歌ったシベリウス「フィンランディア」も披露する予定だ。
「言葉では伝わらない思いを、歌声から感じてもらいたい」
◆被災地も地元も
「東北人は根性があるから大丈夫だけど、復興には関東の人の力が必要なの。だから元気を出して、頑張りなさいよ」
23年4月、炊き出しで仙台市を訪れた飯能商工会議所副会頭の金子堅造さん(72)は、被災した高齢女性に逆に励まされた。胸を打たれ、「被災地も地元も元気になるような、にぎやかなことをやりたい」。翌年から、飯能市で「震災復興元気市」を始めた。
5回目の今年は、被災地14市町の商工会議所などから約80人を招き、三陸の海のホタテやウニを販売。5、6の両日で過去最高の5万8千人が足を運んだ。
昨年は募金や収益から100万円を被災地へ届けた。目標は10回連続開催だ。「続けて支援するから意義がある。10年たつ頃には、きっと復興も終わるはず」。そう願っている。(川峯千尋)
3月9日(水)J:COM、生中継。
午後5時10分頃からは立川など旧三多摩地区で、また6時半すぎからは和光など埼玉南部で、さらに夜10時すぎにはニュースなどで、約6分ほど、写真展会場から江頭実行委員長と齋藤事務局長のインタビューが流れました。「バラ園」の3・11以前と以後、「HOME TOWN」の3・11直前の英語劇「THE END」から現在まで、をクローズアップ、最後の委員長へのコンサート紹介では、急な振りで、チェロ伴奏をさせられました。
まず、写真展「双葉町の光(かこ)と影(いま)」。自分で言うのも、ですが、本当に素晴らしい、感動的な写真展が出来ました。本邦初の2つの写真展のコラボ。「双葉町」「外国人ー英国人・米国人絡み」という共通点はありますが、「カラーとモノクロ」「過去と今」「植物と人間」など対比的な展示でもあります。ともかく作品が多く、つまり情報量が多く、見ごたえがあり、また心が震えます。
昨日、朝9時から12時間、ようやく準備が出来ました。
入場料は無料。DVD上映や読書コーナーもあり、ゆっくりお過ごし頂けます。
ぜひ、お越しください。
3月5日(土)
午後1時から5時まで、最後の12日チェロ・コンサートへ向けた練習がありました。80人中50余人参加。遠隔地からも神戸、四日市、静岡からも。指揮者の横で聞いていると、それは深い感動を覚え、あの仙台が蘇ります。とはいえ、まだ部分的な修正点はあり、田久保先生のアドバイスも、細かな左指の運び方、弓の具体的な使い方など、さすがにチェロを弾かれ、また過去の1000人ものチェロ指揮をされてきただけあって、「弾く立場」目線が参加者の共感を呼んでしました。
12日本番が1時半開演。
仙台の1000人のチェロ・コンサートには、参加者には特別な記念品が渡されてきました。金色のシール、です。
しかし、今回は、1000人のチェロ、ではないので、同じようなシールを作るわけにはいきません。そこで、岩手県三陸海岸の事業者にお願いし、優しい木目のキーホルダーを作り、配ります。合唱やオケの参加者には申し訳ないのですが、合唱やオケより高いチェロ参加費の還元です。
本日、いつもの相手とは別に、どなたからか分からない「電話番号のみ」の方が10件近く。多くは「観客で行きたいのですが、チケットの入手法は?」。そして、ほとんどは12日か13日かと、お名前と枚数をお聞きし、当日、窓口で封筒で取り置き、代金引換、ということに。ほかは、「マスコミ」さん。
朝日新聞は、練習の写真取材申し入れ、読売新聞は避難者とのインタビュー仲介依頼(これで、先日からの毎日新聞、産経新聞、東京新聞、と主な新聞全てからの取材受け、は今年が初めて)J-COMも、9日夕方、生中継とのこと。
私は、午後からは、もっぱら、13日大コンサートの司会者用台本作成。それに、合唱団共演コンサート出演団体の一員として、機関紙に「心構え」。夜は、12日と13日の「打ち上げ」チケット作成のため、PCショップへ。いよいよ、今週末で、準備期間は終了。週末には、来週8日から始まる写真展の作品や受付表示板や、映像表示の大型プロジェクターなどもどっと我が家へ来ます。
地域情報誌「ぱど」朝霞・和光版、新座・志木版の表紙にも、掲載されました。無料掲載ありがとうございます。記事が上下に見るので見づらいのですが。
3月1日(火)
午後6時30分過ぎから、NHK FMさいたまの「日刊さいたま~ず」まちむら便りに事務局長の齋藤が生放送に出演しました。「和光3・11を忘れない」イベントの取材です。
タイトルにある石巻市民交響楽団からは、ヴィオラの団長、コンマス(仙台フィルメンバーのプロ)、それにホルンの3名が自費でいらっしゃいます。これは嘘ではありません。昨年大勢で見えた石巻出身(石中、石高、石女など)の皆さんも、ぜひまたお越し下さい!
(団長は3月6日の和光市での練習にも参加します。) ただ、残念なことに、書いて頂いた記者が偉い方で、先月初めの「書いておいたので、いつか載る」という「埋め記事」。なので、直接のゲラチェックや取材はなく、最も肝心な12日のチェロコンサートの部分が書かれていないため、写真がなんでチェロだけ、という読者には理解できない仕上がりになっています。せっかくなら、同じ練習でも、先の50人余りのチェロ練習の写真なら迫力あったのにです。とはいえ、掲載頂いただけでもお礼もの。まずは東京新聞に感謝。でも、普段の東京新聞ならもっと突っ込んで書くはず。あと2時間経ったら、「クレーム」でなく、ソフトに「追加取材してくれませんか?」「または補足説明でもどこかで入れてくれませんか?」と聞いてみます。