午後3時から実行委員会。2時間、「8月7日成増での和光3・11つながりカフェ」と、「来年3月和光3・11を忘れないイベント」について、論議。
ほぼ、固まった11日コンサートなので、いよいよ、合唱とオケの参加者募集を来月早々から始めます。
一方、「写真展」と3月12日「谷川賢作さんとのコラボ」については、まだ詰める点が色々あり、さらに、具体化を進めることとしました。
本年3月「和光3・11を忘れない」コンサートの合唱団共演で団体参加頂いたブルク・バッハ室内合唱団の新しいホームページが出来、そこに、「和光3・11を忘れない」HPがリンクされ、また今年のコンサートやイベントのレポートもリンクされています。どうぞ、ご覧ください。
http://www.burgbach.com/
昨日、同じ合唱団で、「和光3・11」に参加頂いたソプラノの方から、「自分がかつて勤務し、立ち上げた大学の現役学生とOB、教職員の合唱団が12月にベートーヴェンの第9を、あの新たに1700名もの収容を誇る川越のホールで歌う企画がスタートしました。ただ、大学関係者ではない方にも参加頂けるので、よろしかったら、来年3月和光3・11で歌う方のプレ練習のつもりで大学生らとご一緒にいかがでしょうか?全体指導は、富田邦明先生ですが、かつて、和光混声合唱団指導者。合唱指導も「和光3・11」と同じ佐藤圭先生ですし。」とのお誘い。
なので、ここで、以下、ご案内します。
1 日時ー12月10日(土)午後5時開演
2 会場ーウェスタ川越大ホール(川越駅徒歩6分)
3 指揮ー富田 邦明
4 合唱団ー東京国際大学混声合唱団Cielo
5 合唱参加者募集
・練習場所ー東京国際大学第2キャンパス カフェ・テリア
(東武東上線「霞が関」駅南口から徒歩12分
・練習日時 土曜日。14時から18時まで
5月から月2回
9月から毎週。
・練習会費 毎月2000円
その他楽譜代、当日チケット10枚程度負担。
(但し、この掲載も見て参加される第9経験者は、
練習参加回数、会費、チケット負担など、応談)
6 問い合わせ先
塚原さん 電話048-462-7306
またはこのFBメッセージで齋藤まで。
来年3月11日(土)「和光3・11」第1部で出演頂く、アンサンブル・ラインのチャリティコンサートに行きました。
出演するプロは一切報酬も交通費も無し、むしろお茶など持ち出し、入場料全額(今回は500円×141人分)が、ミンダナオ島の孤児33人の21日分の食費に寄付される、とのこと。
これでなんと第53回目!
東・手島夫妻の人間的魅力が、いかに豊かなものか、「音楽」とはなにか、チャリティとは、をまた確認させられた素晴らしい演奏。ありがとうございました。(どんなに素晴らしいコンサートだったか、の内容などは、齋藤大介のFBをご覧ください)
前日からの作業継続。8月7日(日)成増団地夏祭り「和光3・11つながりカフェ」の準備です。
ようやく、数時間かけて、写真のピックアップ、プリント、そしてキャプチャー付けが終わりました。
今年2,4,5,6,7月に私が現地で撮影した写真、
岩手県27枚、宮城県25枚、福島県23枚の計75枚。
ただ、全部はパネルに収まらない可能性があるので、一部は、ファイルにして、回覧できるようにしようかと思っています。
8月7日(日)板橋区の成増団地夏祭に「和光3・11つながりカフェ」を出店します。この団地には、未だ20世帯ほどの方々が東北各地から避難されているので、その方々に楽しんで頂ければ、そして一般の来場客に現状の一端を知って、または語り合って頂ければ。この運営資金は、「和光3・11」での募金で賄います。
その準備のひとつ、東北3県の「今年の写真」展示。全て私が撮影してきた写真なので、「著作権」放棄。
一応、「岩手県」「宮城県」「福島県」(写真の順)の海岸線各地域の写真を印刷し、収納する白いボードに並べてみました。
これにタイトルやキャプチャーをつけるとなると、各県2枚、計6枚は必要。
さて、それを並べるスペースは?テントに吊り下げられる?
当日判断になるかもしれません。
遅ればせ、の「朗報」。
今年3月「和光3・11」コンサートで演奏し、プログラムには一部の曲の歌詞も挟み込み、それらに発生した著作権料が全額免除の最終通知がジャスラックより郵送されてきました。
ポイントは2つ。
本イベントが、「311」のためのチャリティであることを前提に、大きなポイントは①出演者に報酬を払わないこと②利益・募金の寄付先が「公的機関」であること、の2点です。そのために収支計算書と、裏付けになる全ての領収証のコピーを5月に提出していました。
なお、①については、交通費・衣装クリーニング代としての支払い。②については、和光市社会福祉協議会への寄付であり、かつそれが、目的通り、使用された社協作成の項目別支払明細添付、でクリアしました。
最後にあった質問は、繰り越し累計黒字(本年単年度は赤字)は利益ではないか?というもの。それは単年度で利益配分されず、次年度イベント前払い費用に充当され、2021年の最終時に残高があれば、全額寄付、との説明でクリア。
また、メールでも、文書郵送の確認と、来年度以降も同様の「311特例」を申請するなら、と、白紙の申請フォームが添付されてきました。これで、あと5年間5回予定している「和光3・11」イベントで、毎回膨大な手間ですが、基本的には、特に合唱曲に多い近現代曲の著作権料支払いが免除されるので、心置きなく選曲が出来るのも大きなメリットです。
来年3月12日に出演頂く谷川賢作さんがピアノ。また南相馬の合唱団も出演するコンサート。夜の部がまだ席があるようです。どうぞ!
本日、和光市、朝霞市、新座市、志木市の4市役所を訪問、「和光3・11」イベントの「後援申請」です。
市によって申請フォームも異なり、提出先セクション名も異なりますが、おおよそ、秘書課が市、総務教育課が教育委員会の申請窓口。特に志木市役所では、お昼休みでお弁当食べている方が、親切に対応頂き、感謝、でした。
なお、その途中で和光市社協に立ち寄り、8月7日成増団地、11月和光市民祭りに「和光3・11つながりカフェ」出店について、打ち合わせしました。
来年3月11日に演奏頂くアンサンブル・ラインとトロンボーンの演奏会は、24日(日)。世田谷のカトリック赤堤教会ですよ。
写真はリハーサル。音の森に包まれているような心地よさです。7月24日(日)14:00カトリック赤堤教会。ラーション/トロンボーンと弦楽合奏のためのコンチェルティノ、ハイドン/弦楽四重奏曲作品52-2 他
同日午後。
場所をピアノが使える個人宅で、来年3月11日(土)の合唱曲と、翌12日(日)の谷川賢作さんとのコラボ企画について、2時間半に渡り、「和光3・11」実行委員とオブザーバーで各地の合唱団メンバー女性4人と、毎年、合唱指導をお願いし、今年のモーツアルト「レクイエム」ではテノールソロを歌って頂いた佐藤圭先生にも加わって頂き、打ち合わせました。『画面の合唱団募集チラシはダミーで、タイトル「ドイツ3B」も変更です)
その結果、11日第2部は、以下の内容になりました。
第1部 トッププロたちの弦楽器の祈り(約1時間 仮題)
-カフェ・支援グッズ販売コーナー休憩ー
第2部 合唱とフルオーケストラの響き(約1時間半 仮題)
①J、S、バッハ「G線上のアリア」(プロ弦楽器のみ)
②モーツアルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」(以下合唱・オケ伴奏)
③ブラームス「ドイツ・レクイエム」より抜粋(第1,4,7曲のいずれか)
④シベリウス「フィンランディア」
⑤ベートーヴェン「交響曲第9番合唱付き」第4楽章
続いて、3月12日(日)サンアゼリア小ホールでの「谷川賢作さんと児童(小中高)のコラボ」イベント打ち合わせ。
今回の打ち合わせでの「叩き台」は、以下の内容です。ほとんどは、谷川賢作さんの作曲や谷川俊太郎さんの作詞で、「3・11絡み」の曲、または詩。
でも、一見「3・11と無関係?」の曲も。いいえ。例えば、「むしきらい」。こんな背景があります。
福島県は「虫王国」ですが、例えば原発から約30㎞、常葉町のカブトムシで有名な「ムシムシランド」。3・11以来、遊園地は休園し、除染のトン袋が並ぶ中、ようやく営業再開。ムシぎらいの子供たちにも、ムシを触って親しんでい頂けるようになりました。この曲で、福島のイメージ膨らみます。
さて、曲順はもちろん、谷川さんご本人のご意見、ご希望や、慶應義塾志木高ワグネル男声合唱団などの選曲は?。確定にはまだ吟味が必要です。
①復興支援「祈り」こどもたちに笑顔を
・・全員合唱最後の盛り上がった時に
②「きぼうという名のひかり」・・高校生に
③「むしきらい」 ・・小学生に歌ってもらいます
④「ふるさと」嵐の曲 ・・小学生ですね
このほか、「信じる」「希望」「たしかなる風」「トブシルのうた」なども有力候補。和光市内の中学生や保護者らの「詩の朗読」や、約1週間展示ホールでの「写真展」に出品される福島の写真家野口勝宏さんとのフリートークや「舞台へプロジェクターで投影する花」企画などもあり、打ち合わせはあっという間の2時間半でした。
なお、アンコール曲も上記以外の「候補」がありますが、「内緒」。
今年3月に集め、和光市社会福祉協議会へ全額寄付しましたが、その「使い道」、津波被害や原発被害で避難している方々の「集い」(「和光3・11つながりカフェ」)取組の打ち合わせを同社協ボランティアセンターで行いました。
6月11日(土)に新座市で開催された同主旨の集いに参加した社協常務理事からの報告を受け、来る8月7日(日)、和光市と隣接する都内板橋区の成増団地の夏祭りに、社協のテントで避難者の皆さん(「コスモス会)と共に何をやれるか、話し合い、おおよその企画が出来ました。(「コスモス会」はこれまで和光市内で開催してきた「和光3・11つながりカフェ」に毎回参加されてきた「常連」「顔見知り」の皆さんです。)
現在居住されている方々の出身地が福島県、ということで、団地にお住まいの福島県出身者や、福島県に仕事や遊びで行ったことのある一般の来場者などの方々と、福島県名産の「お菓子」と「お茶」で、「福島の昔、今を語ろう」という「お茶飲み会」。
それも、来年3月で福島県の「家賃補助」が打ち切られ、都営住宅から事実上退去しなければならない避難者の方々の不安を同じ境遇の埼玉県内におられる「復興支援員」や「避難者団体リーダー」にも立ち寄って頂き、情報交換ができれば、との狙いもあります。
ちなみに、2013年2月の板橋区長らと避難者、そしてそれを支援する団地自治会メンバーらとの対話記録、以下、参考まで。
(この時は、大船渡、石巻、女川など岩手県や宮城県からの避難者も多くいらっしゃったようです)
平成 24 年度第1回 区政を区長と語る会 開催概要
日 時:平成 25 年2月8日(金) 15 時~17 時
会 場:都営成増団地自治会 成増第二アパート集会所
テーマ:あたたかい人づくりナンバーワン
~東日本大震災から約2年、板橋区での避難生活全般に関して区長と語る~
出席者:(区民)都営成増団地自治会 コスモス会員ほか 12 名
(区側)区長、政策経営部長、区民文化部長、地域振興課長、
成増地域センター所長、広聴広報課長(司会)
次 第
1 区長あいさつ
2 出席者自己紹介
3 フリートーク
概 要
区長: 皆様、こんにちは。今日は、お忙しいところお集まりいただき、ありがとうございます。東日本大震災から間もなく2年が経過します。被災地では復興への努力が続いていますが、その道のりは大変厳しい状況が続いていると聞いています。
復興庁の最新の発表では、未だに県外で生活されている被災者の方は、福島県、宮城県、岩手県で約 67,800 人と大変多く、そのうち、東京都内には約 9,000 人の方々がお住まいと聞いています。被災された皆様の生活再建へのご苦労に心からお見舞いを申し上げます。本日は、福島県双葉郡浪江町の花に因んで命名された「コスモス会」の方々にお集まりいただきました。平成 23
年6月のコスモス会発足以来、様々な活動に取り組んでおられると聞いています。短い時間ではありますが、コスモス会の活動状況を
中心に、板橋区での生活の様子などについてのお話を聞かせていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
司会: それでは、皆様、はじめに自己紹介をお願いいたします。
区民: 浪江町からまいりました。現在、子ども3人と暮らしています。
区民: 私は浪江町からまいりました。
区民: 浪江町から昨年1月にまいりました。
区民: 石巻市からまいりました。成増に住んで1年ぐらいになります。障がいのある者と一緒に暮らしています。
区民: 宮城県女川町から母と一緒にまいりました。4月で2年になりますが、板橋区でいち早く女川町の瓦礫を引き取っていただいたことに、お礼を申し上げます。
区民: 大船渡市からまいりました。家が津波で全壊しました。仕事の関係で東京に来ることも多かったこともあり、板橋に来ることになりました。暖かくなったら、大船渡の様子を見に行こうと思っていますが、なかなか復興が進んでいないようです。板橋区には永く住み続けたいと思っていますが、居住期限があるので、少し心配しています。
区民: 石巻市から一人で来ております。皆様から暖かく接していただき、ずっとここで
暮らしていきたいと思っています。
区民: 石巻市からまいりました。我が家も津波で家と車が全部だめになってしまいまし
た。父も一緒に来ていましたが、やはり地元が良いということで石巻市の近くに住む兄の所に引っ越したため、現在は一人で暮らしています。
区民: 石巻市からまいりました。北区王子で8か月程お世話になり、その後板橋区に来ました。
区民: 東日本大震災が発生した年の6月に自治会長に就任しました。今日までに天皇・皇后様がお見えになるなど様々なことがありました。コスモス会の皆様に元気になっていただきたいということで取り組んできました。今後ともご協力をお願いいたします。
区民: 自治会事務局で事務をしております。コスモス会の皆様が入居された時からのお付き合いになりますので、皆様とは顔なじみになっています。
区長: みなさん、板橋区に来られて2年になろうとしていますが、板橋での暮らしは慣れましたか。普段の生活にご不自由とかはございませんか。
区民: 生活はなんとか慣れてきました。ただ来年3月 31 日で住宅の入居期限がやってきます。今後も住み続けられるために誰にお願いすれば延長できるのか、みんな心配していると思います。
区長: 都営住宅は東京都が管理しており、昨年も延長が実施され、入居期限は来年 3 月31 日になったと聞いています。入居期間の延長などは区で決めることはできませんが、東京都へはご心配されている方もいらっしゃることをお伝えし、延長できるよ
うにお願いしたいと思います。
区民:
板橋区に来た当初は、何もない状況だったので、ここでの暮らしに慣れることで精一杯でした。その後、家族の者が体調を崩し、動けない状態になり緊急で入院しました。病院では長く居られないので、次の転院先を探すようにいわれ、病院の他に介護老人保健施設なども探しましたが、受け入れられないと言われました。その後、なんとか病院を探しましたが、空き待ちの状態でした。被災者であるとは言いたくないのですが、できれば被災者を優先的に介護老人保健施設や特別養護老人ホームとかに入所できるようにしてほしいと思います。
区長: 特別養護老人ホームは、要介護度が高い方は、比較的入りやすいと聞いています。そのような相談は、おとしより保健福祉センターにお問い合わせいただければ、親身に相談に乗ってもらえる体制をとっています。成増地域には、病院や介護施設が多くありますので、改めてご相談いただきたいと思います。
区民: コスモス会では、月に一度茶話会をしています。多くの方にお知らせをして、ボランティアの方にも来ていただいていますが、いつも参加するメンバーが決まっているのが現状です。入居されてから一度もお会いしたことがない方もいらっしゃいます。避難先の住宅で孤独死ということも聞きますので、できるかぎり声をかけるようにはしているのですが、お誘いするのは難しいと感じています。
区長: 大変なご苦労があるとは思いますが、地道な声かけが将来につながると思いますので、よろしくお願いいたします。
区民: 住民票を板橋区に移していない人もいるので、住民票がないと引け目を感じてしまう人もいます。また、シルバーパスも住民票がないともらうことができないので、寂しさを感じます。
区民: 住民票を移したら移したで、地元からの連絡が途絶えてしまうという不都合が生じることもあります。
区民: 入居していられる期限があるので、その後のことを考えると住民票を移すかどうか悩みます。ずっと板橋区にいることができれば別ですが。
区民:
期限について東京都に聞いてみたところ、地元からお願いしますと言われれば、東京都として引き受けるが、地元から帰してくれと言われれば、帰さなければならないと言われました。地元の復興が進まない、本人が帰ることを希望しない場合はどうするのですかと聞いたところ、慣れた土地なので、できるだけ希望を聞き、収入制限などの条件があるので、その条件をクリアできれば居られるようにはしたいと言っていました。板橋区からも、私たちの希望に沿う方向で東京都へ要望してもらえればありがたいです。
区民: 地元に戻っても、周りに何もなければ生活できないから。
区民: 復興するまで時間がかかるから、歳を取ってしまう。
区長: 東京都へは、期限の延長を私からもお願いしてみます。コスモス会は、月に 1 回の集まりですか。
区民: はい、第 3 水曜日と決めています。それでもなかなか人が集まらないです。
区民: 昨年 3 月には、社会福祉協議会の協力によるバス旅行がありました。
区長: どちらに行かれたのですか。
区民: 浅草と築地です。
区長: スカイツリーはまだ完成していませんでしたね。
区民: 外から眺めただけでした。
区民: 正式な通知はまだ来ていませんが、今年の 3 月にスカイツリーにのぼるバス旅行があると聞いています。そのあとに寅さんで有名な葛飾柴又に行くと聞いています。
区長: 渥美清さんは、昔板橋の志村に住んでいたことがあります。志村第一小学校に通学していまして、学校内には記念コーナーが設置されています。
区民: 板橋には、郷土資料館などがあり、散策して良いまちだと思っております。ここに住み続けたいと感じています。高齢者問題はありますけれど。
区民: 現在通っている病院が埼玉県にあるので、せめて板橋区で診てもらえたらと思います。通うのが大変です。赤塚や四葉の病院などにも行きましたが、だめでした。
区長: 数年後には、区内の比較的近い場所に新しい特別養護老人ホームができる予定と聞いていますが、今日明日の問題ですからね。家族にはご負担がかかりますからね。
区民: 家族に認知症があるので、デイサービスに通っていますが、地元の田舎とは違って一人で外を歩かせるのもままならないので困っています。
区長: 障がい者に対する支援を行う窓口である赤塚福祉事務所にも一度ご相談に行かれたらいかがでしょうか。
区民: 相談に行ってみます。
区民: 居室が狭く、一部屋に2人で住んでいるので、精神的な負担があります。
区民: 緊急な入居だったので、同性の親子や夫婦の家族は、1DKの部屋になってしまいました。事情を話して改善できれば良いのですが。
区民: 2人世帯でも2Kですから、介護のためのベッドも置けない。田舎で暮らしていた者からすれば、想像がつかない狭さです。
区長: この点についても都へ申し添えさせていただきます。ご自分の健康で何か取組んでいることはありますか。
区民: 歩くといっても買物くらいです。あとは集会所で健康体操です。2か月に1回なので、自分でやらないと。ある程度の広さがあれば家でできますが。
区民: 赤塚体育館ではいろいろやっているみたいですが、詳細については「広報いたばし」に載らないようです。
区長: 全てのイベントを掲載するのは、紙面の関係もあって難しい状況です。いこいの家やふれあい館には行ったことはありますか。
区民: お風呂があるところですね。
区民: 銭湯でも、転倒予防体操をやっています。普段は午後3時からです。1時間程体操をして、その後にお風呂に入ります。
区長: いこいの家やふれあい館は良いですね。お風呂やサークル活動がありますからね。
区民: お食事会などを月に1回、この会場で行っています。福祉の森サロンとして行っています。
区長: 買物はどうですか。
区民: 王子の方が板橋より物価が安いですね。成増は少し高いです。
区長: 王子は昔ながらの商店街が残っているので安いですね。それでも板橋区は 23 区の中では物価は安い方だと思います。
区長: 赤塚、成増地区には、区民農園がありますが、ご存知でしょうか。
区民: 地元では農家だったので、自分で野菜や米を作っていました。東京に来た当初は何で野菜を買わなくてはいけないのかと思ったくらいです。
区長: 何を作っていましたか。
区民: お米を2町ほど、買ったことはなかったです。
区長: お仕事に関してはどうでしょうか。
区民: 通勤がとても大変です。車の生活だったので、歩くこと自体に慣れていないことと成増駅まで坂なので、通うのが大変です。人と接した仕事がしたいと思い仕事を選びましたが、電車での通勤が不慣れで、とても大変でした。
区民: 大船渡の沿岸に住まいがあったのですが、津波で家が倒壊しました。大船渡市でも高台の方は大丈夫だったのですが、残りは被害に遭いました。お盆で帰った時には、セメント工場の炉を使用して瓦礫の除去をしていましたが、学校だけが残って
いる状況で周りは野原です。学校も移転するようです。高台に移転する場合は、土地を買い取ってもらえますが、建物は自分で建てなければならず、若い人は家を建てることができるが、そうでない人は移転できないと思います。
区長: 浪江町では雪は降りますか。
区民: 沿岸部は降らないですね。
区長: 原発からはどのくらいの距離ですか。
区民: 我が家は8㎞ぐらいですね
区長: 規制はどのような状況ですか。
区民: 4 月 1 日頃に規制が解除になるとかならないとか聞いております。
区長: お正月やお盆には帰省できたのでしょうか。
区民: お彼岸の時には帰りました。
区長: 福島の野馬追を見たことがありますが、迫力がありますね。数百年を超える伝統行事のために自宅で馬を飼っているご家庭もあると聞きました。
区民: はい、盛り上がりますね。
区長: 板橋区にも、田遊びなどの伝統行事や史跡、文化イベントなど魅力がたくさんあります。ぜひご覧になってみてください。
司会: 皆様、今日は、たくさんのお話をありがとうございます。そろそろ終了の時間が近づいてまいりましたので、最後に、改めて、区長からご挨拶申し上げます。
区長: 本日は、ご参加いただきありがとうございます。皆様の今の心境や生活の内容などいろいろとお聞きすることができました。いただいた課題には、誠心誠意対応させていただき、皆様の生活がより良くなるように努力させていただきたいと思います。これから春になってまいりますが、まだまだ寒い日が続きますので、不自由なことがありましたら、ご相談ください。希
望が持てる人生となるよう、皆様と一緒に乗り越えていきたいと思っております。
本日のご参加に感謝申し上げ、皆様方のますますの今後の健康をお祈りし、お礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。
≪7月中旬、福島キャラバン参加者募集≫
「福玉会議」で案内した7月17(日),18日(月ー祝)の福島キャラバンの企画をご案内します。(11日現在の参加予定は、「311 有志」合奏団とスタッフ15名。参加申込締切ー7月15日(金))
通常8人の合奏バンドで「昭和の懐かし歌謡と童謡」合唱の伴奏や、タンゴ演奏、軽体操、曲当てクイズなどを一か所1時間半で行います。大きな声も出せない長屋作りの仮設住宅で、ひっそり息を潜めている毎日。
たまには、大きな声でストレス発散!一般のスタッフも一緒に歌ったり、手土産を配ったり、と数人は必要。
もし、「首都圏に暮らしていてなにか出来る支援は?」「仮設に暮らしている人はどんな気持ちでいるの?」「災害公営住宅に移り住んで、どう変わったの?」「津波被災地の現状は?」などの疑問がある方、特に技能は不要ですので、「スタッフ」としてどうぞ、参加してみてください。ご夫婦やご友人とご一緒に、という方もいらっしゃいます。
参加者の募集をします。FBメッセージかお電話でお問い合わせください。
≪行程≫
7月17日(日)
首都圏からの参加者を主に都内や埼玉県の鉄道駅などで待ち合わせし、マイカー分乗で現地へ向かいます。参加者次第ですが、おおよそ、朝7時~9時頃出発です。
13時現地集合
①第59回イベント
南相馬 「災害公営住宅」 コミュニティプラザ
(イベント13:30~15:00)
―終了後、参加者の皆さんと交流―
★5月29日に行った友伸グランド仮設住宅でのイベントに立ち会っていた現地ボランティア鎌田さんからのリクエストで、初の「災害公営住宅」でのイベントとなります。主に原町地区、小高地区、原町地区、浪江地区などからの方々です。★
入居世帯数150戸、
住所は不明にて、カーナビに「原町区大町病院」、または原ノ町駅を入力。黄色い5階建ての建物が近くにあります。
16時 南相馬市市立総合病院
-ピアノ寄贈打ち合わせー
18時 ≪夕食≫
中華料理「喜龍」
相馬市原町区錦町1丁目36 電話:0244-23-0039
19時
≪宿泊≫ 相馬ステーションホテル
相馬市中村1丁目8−20 電話:0244-35-1121
★18名分予約。6000円前後。素泊まり料金です。★
7月18日(月―祝)
―近所のコンビニで朝食買い、自室で食べるー
ホテル7時半チェックアウト
≪隣町の新地町津波被災地区体感ミニツアー≫
★宮城県山元町の隣の福島県の新地町。列車、駅舎まで流された場所。朝の2時間で、ゆっくり新地の現状を★
9時半集合
② 第60回イベント
相馬「大野台第8仮設住宅」 集会所
(イベント10:00~1130)
-終了後、参加者の皆さんから「現状」傾聴予定―
相馬市大野台2丁目2-4 入居世帯数97戸、
★これまで、大野台高齢者コミュニティーセンターで2回、足湯隊とともに演奏しましたが、今回は、そこの近くではありますが、場所は違います。浪江町からの避難者の方々です。★
③第61回イベント
八方内仮設住宅 集会所
(イベント13:30~15:00)―
-終了後、参加者の皆さんから「現状」傾聴―
南相馬市原町区大木戸字八方内106 入居世帯数70戸
★今回初めての訪問先。やはり浪江町からの避難者の方々です★
16時 菓詩工房わたなべ
南相馬市原町区北泉字浦頭441-14(原町店)
★前回、予定していて時間切れだった菓子屋さん。震災後3年8ヶ月休業後H26/12原町区北泉へ店舗移転再開★
17時
常磐自動車道南相馬ICまたは広野IC
★時間的余裕があれば、線量が常磐道よりは低く(といっても大熊、双葉などは高い)未だ無人の町も通過する国道6号で広野ICまで行き、それから常磐道、です★
都内:21時半頃時着 各自解散
写真は今年5月28日、福島県二本松市「安達運動場仮設住宅」の「青い山脈」伴奏の軽体操風景。
浦和のさいたま共済会館で、第21回「福玉会議」。主に福島から埼玉へ避難している方々を支援する会議。各地の避難者(当事者)団体や、支援団体、生協、労金、それに福島県や浪江町、富岡町などの復興支援員、埼玉県窓口、東電賠償相談窓口など34名。
午後1時半から午後5時前まで、10分の休憩だけの3時間半近くの会議でした。やはり、主なテーマは、「家賃補助打ち切り」への対応。多くの避難者が、「次の住い探し」。国や福島県の「福島への帰還促進」「20ミリシーベルト以下の地域への帰還解除」で、本当に帰れる環境にはない故郷へ戻るのか、子供たちの学校転校問題はどうするのか、そもそも生活費を稼げず、生活保護世帯もあるのに、高い埼玉の家賃が払えるのか・・・。
3月イベントの義援金で運営する「和光3・11つながりカフェ」は、これらの問題に直面している方々と8月、成増団地で、イベントを開催します。さて、その企画はこれから和光市社協とともに詰めます。
各団体からの発表では、この「つながりカフェ」報告と、「来年3月イベント&コンサート」予告、「和光市民まつり」への支援グッズ販売コーナー参加呼びかけなどを行い、また、「311 有志」が主催する7月17,18日の福島キャラバンへの参加呼びかけも行いました。
いよいよ夏。今月中には、来年3月の概要を確定させ、例えば「合唱」「オーケストラ」参加募集も開始する予定で、現在、来年3月までの「全体・個別の工程表」作成し始めました。
そのような中でも、多くのペンディングはあり、ひとつひとつ具体化していかなければなりません。
例えば、3月12日(日)小ホールイベント。
先般の「谷川賢作さん」との交流以後のフォローで、材料が色々見えてきました。まだ、加工し、料理として手をかけなければなりませんが、例えば、本日、谷川さんからお送り頂きた「タイムカプセル2012」という、「3・11」をテーマに、詩、短歌、歌、講談の作品集。その中にある2曲「たしかなる風~ふるさと久之浜」「トブシルのうた」を合唱できないか、というご提案。子供たちだけの歌声でやりたいものです。
一方、慶應義塾志木高のワグネル・ソサィエティー男声合唱団からは、谷川俊太郎さんの作詞の合唱曲をどれかを検討、と。
まだ試行錯誤ですが、皆さんがぜひ来たい、と思える企画を検討してまいります。乞うご期待!